京浜野球倶楽部が快勝

京浜野球倶が快勝。一回に千葉の右犠飛で先制すると、二回に佐竹の中犠飛、三回に横尾の適時二塁打で着実に差を広げた。一柳も要所を締めて被安打４で完封。伊勢原クはほぼ毎回走者を出しながら決定打を欠いた。
　◇トンネル抜け破顔
　○…京浜野球倶のベンチ裏が試合後、歓喜に沸いた。今季から指揮を執る大島和・新監督も「夢のような話です」とやや興奮気味だ。それもそのはず。京浜野球倶にとって公式戦勝利は、０９年８月の日本選手権県１次予選以来、約３年７カ月ぶり。ここ数年はけが人が出るなど戦力が整わず苦しんだが、昨年急成長した一柳賢司投手を軸に立て直し、長いトンネルを抜けた。大島監督は「感無量。選手がよくやってくれた。忘れられない一日になった」と破顔した。（平成25年3月21日　毎日新聞より引用）